
ユーザーの利便性を向上させる「トップへ」戻るボタン
最近のホームページには必ずといっていいほど設置されている「トップへ」戻るボタン。
特に、縦に長いサイト、メインメニューが最上部に設置されているサイトでは必ずと言っていいほど使われており、ユーザーの利便性を向上させる重要な機能のひとつです。
いつの間にか現れる「トップへ」ボタン
本来ページ最下部に設置されていることが多い「トップへ」戻るボタンですが、当ホームページにはありません。ページを下へスクロールすると、突然右下にボタンが現れ、その場に常駐するようになっています。まるでボタンがそこに隠れていたみたいですね。
スクロールした時だけなのはなぜ?
ボタンがスクロールした時にだけ現れるようにしたのには理由があります。
そもそも皆さんが「トップへ」戻るボタンを使うのはどんなときでしょう?ページの内容を読んで、下へスクロールしたときですよね?次に、ボタンを押すのは一番下までスクロールしてからでしょうか?文章の途中でも最上部のメニューが必要になるときはありますよね?
そうです。この「トップへ」戻るボタンは、皆さんユーザーの利用状況を考えて設置されているのです。
ユーザーの利用状況を中心に考えたウェブデザイン
ウェブサイトやアプリのデザインはただキレイ、カッコイイというだけではいけません。ユーザーの利用状況を推測しユーザーにとって何が望ましいかを検証すること、これを「ユーザー中心設計」とも言い、デザインとってとても重要なプロセスです。なぜならユーザーがそのウェブサイトを「使いやすい」と感じることで、閲覧時間が長くなり、再訪問率の向上にも繋がるからです。
あなたのウェブサイトはユーザーのことを考えられているでしょうか?一度、ユーザーと同じ気持ちになってサイトを使ってみてください。「あれ?なんだか使いにくいな…」と感じたかたは当社にご相談を!
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西村 力也
代表取締役
2002年からWeb制作・システム開発に従事。React、Next.js、TypeScriptを中心としたモダンなフロントエンド開発の専門家。AI検索最適化(AIO)の先駆者として、ChatGPT、Perplexity等のAI検索エンジン対応を推進。三重県津市を拠点に、東海地方の企業様のデジタル変革を支援しています。
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